人の皮脂バリアに一番近いオイル成分。マリンオイル!

1、オレンジラフィー油について

 オレンジラフィー油は、「人の皮脂に一番近いオイル」と言われている海洋性天然ワックスです。「みずみずしいのにベタベタしない」ワックスエステルで、外部刺激から角質層を守り、しっかり保湿してくれます。

 

お肌にやさしいオイルなので幅広い世代の方に使用していただけるオイルです。  

2、マリンオイルの作用機序

加齢や、季節の変わり目、冷暖房による急な寒暖差により自律神経の働きが弱まると、皮脂の分泌が少なくなり『ターンオーバーに乱れ』が生じ、乾燥サイクルに陥りやすくなります。

そのような状態のお肌にオレンジラフィー油を使うと、

 

1,角層にうるおい皮膜と栄養の通り道を作る

2,水分蒸散を防ぐと同時に美容成分をお肌に閉じ込め、『ターンオーバーを安定化』

 

できるので、乾燥サイクルを断ち切りることができます。

3、オレンジラフィー油は他のオイルと何が違うの?

化粧品でよく見かけるオイルを分類すると、

 

1、ツバキ油、パーム油、オリーブ油など    → 「トリグリセライド系(トリグリ系)」

2、スクワラン、ワセリン、ミネラルオイルなど  → 「炭化水素系」

3、ラノリン、オレンジラフィ油、ホホバ油など  → 「天然ワックス系(ワックス系)」

4、スフィンゴ糖脂質・その類似物質      → 「セラミド系」

 

に大別されます。ご参考までに下図にそれぞれの特徴を簡単にまとめたのでご覧ください 

4、オレンジラフィー油とホホバ油の違いは?

それでは、ワックス系のホホバ油とオレンジラフィ油は何が違うのか?

 

ホホバ油の精製度合いにもよりますが、使用感はとても似ています。大きな違いは「脂肪酸組成」が大きく異なり時間変化した時の「うるおい」に差が感じられます。

 

これは、オレンジラフィー油の高級脂肪酸・高級アルコールの炭鎖にバラつきが少ないので、皮膚表面に均一なオイル皮膜を形成することに起因すると考えています。

 

そのため、刺激が少なく、しっかり保湿できるモイスチャーオイルとして注目されています。