1,プラセンタとは?
プラセンタとは、「哺乳類の胎盤」のことでお腹の中の赤ちゃんに酸素・水分・栄養を与え、成長を促してくれるものです。赤ちゃんの成長にはたくさんの栄養が必要なので、胎盤には、豊富に核酸・たんぱく質・アミノ酸が含まれています。
その為多くの哺乳類は出産後、産み落とされた胎盤を食べるそうです。(子供が生まれてきたことを捕食者から隠すことも別の理由として考えられています。)
しかしながら、栄養価が高いからといって「胎盤をそのまま化粧品として使用」するわけにはいかないので、「馬や豚の胎盤」から有用な栄養分が抽出されたエキスが様々な原料メーカーによって販売されています。
「プラセンタを使うと肌がキレイになる」、これはほぼ間違いない事実です。しかしながら、どのように美容効果をもたらすかは謎に包まれています。そこでここでは、馬・豚プラセンタの考えられうる美容作用を紹介していきます。
自分にあうプラセンタ原液を見つける一助になれば幸いです。
2,プラセンタの美容作用とは?
プラセンタの美容作用は、私は3つあると思っています。
1、荒れたお肌を補修し、うるおいが漏れるのを防ぎ、「肌時計を整える」役割。
2、新しいお肌を作る「基礎」のような役割
3、新しいお肌を作るように命令する「司令塔」のような役割
まず「1」ですが、穴があいたグラスにいくら水を注いでも水はたまりません。肌も同じで、肌が荒れていると、「うるおい」をためることができません。プラセンタを補給すると、ダメージホールを埋めてくれるので、うるおいを蓄えられる状態へ導いてくれると考えています。
続いて「2」ですが、たくさんのアミノ酸が集まってできたものが「たんぱく質」です。お肌は、この「たんぱく質」で構成されています。体内にはアミノ酸プールといって常にアミノ酸が蓄えられていますが、プラセンタが補給されることで「新しく生まれるお肌の材料」が格段に増えるので、「うるおいのあるお肌」を構築しやすくなると考えています。
最後に「3」ですが、お肌にたくさんのアミノ酸・たんぱく質・核酸が補給されると、脳が「あれ?お肌が分解されてる!」と勘違いし、お肌を新しく作るように指令を出すと考えています。
これら3つの作用が相乗的に働くことで、肌時計(ターンオーバー)が整いうるおい肌へ導くと考えています。
3,馬プラセンタと豚プラセンタの違いは?
ホワイトラボ で使用している「馬プラセンタ」と「豚プラセンタ」の違いについてですが、
1、馬プラセンタは「たんぱく質や核酸」の量が豊富。→ 「うるおいが漏れるのをパテのように防ぐ作用」
「タンパク質で新しいお肌を作り出す作用」が高い。
しっとり・もっちり・すべすべの使用感。
2、豚プラセンタは「遊離アミノ酸」の量が豊富。 → 「うるおいが漏れるのをパテのように防ぐ作用」
さらっと滑らかな使用感。
という違いがあります。どちらも潤いを保つ作用はしっかりあるので、質感の差で選ぶといいと思います。
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