「肌全体のバリア機能を担う角質層」は、
「細胞間脂質(セラミドなど) + 天然保湿因子(アミノ酸・PCAなど)を含む角質細胞 」
で構成されています。
構成成分のうち、「細胞間脂質」の成分を詳しく見ると、
「セラミド(50%)+ 遊離脂肪酸(20%)+コレステロール(15%)+コレステロールエステル(10%)+糖脂質(5%)」
で構成されています。(かっこ内の数字は「約」です。 )
美容三大成分のうちの一つ「セラミド」。
「皮膚のバリア機能」を担う成分で、角質層に12タイプのセラミドが確認されており、
個別分子としては342種類存在します。
名前の通り「アミノ酸をベースにしたセラミド様物質」で、
『これ1つで、細胞間脂質の50%を占める「セラミド」と同じ様な働き』
をします。さらにナノカプセル化した成分なので、角質層の深部まで浸透します。
名前の通り「アミノ酸をベースにしたセラミド様物質」で、
『これ1つで、細胞間脂質の50%を占める「セラミド」と同じ様な働き』
をします。さらにナノカプセル化した成分なので、角質層の深部まで浸透し、
『肌の奥から乾燥を改善できる』
優れものです。
この「細胞間脂質」が、角質細胞間に「ラメラ液晶層」と言われるバリア層を形成することで、
次の3つの効果をもたらします。
1、外部からの刺激からお肌や髪をバリアし、肌荒れや毛髪ダメージを防ぐ。
2、皮膚や髪内部の抱水力が高く、エモリエント(しなやかさ)性を高める。
3、髪では、CMC様作用により毛髪強度を高め、カラー流出やうねりを防ぐ。
ことが期待できます。
※CMC:髪は「キューティクル・コルテックス・メデュラ」からできています。このうちコルテックスは、「フィブリル」と
呼ばれる細長い繊維が束になってできています。この束をまとめ、輪ゴムの様な働きをするのがCMCです。
CMCはアルカリ性になると抜け落ちやすいので、パーマやブリーチをすると流出し、カラー色素が流出し、うねりが出て
まとまりにくい髪になることが分かっています。
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