時間をかけずにキレイになる!
時間を有効活用したい方の味方、ホワイトラボ の白石です。
昨日は
リンパ管とリンパ液の2つの役割のうちの1つ、
『運び屋としての機能』
を紹介させてもらいましたので、
今日は、もう一つの、
『下水・浄水場としての機能』
についてお話させてもらいます。
まずはじめに、リンパ液とはなんでしょうか?
昨日のお話で、
『血液中の栄養や水分を全て組織が吸収できない → 溢れ出るものがある』
とお伝えしましたが
まさにこれが
『リンパ液』
です。
成分的には、「血管の横にあるから血液と同じ成分なのかな・・・」
と思われた方、鋭いです。
リンパ液は、
『血液から赤血球を抜いたもの』
と考えてください。
ということは、ウイルスや細菌を攻撃する
『白血球』
はリンパ液の中に存在しています。
この白血球が、組織中の病原菌やウイルスを見つけて
『リンパ節』
に連れて行きます。
リンパ節は、言うなれば下水・浄水処理場的なところで、
『リンパ液から不純物を取り払って綺麗にする』
ためのところです。
簡単にいうと、
『白血球はリンパ節で菌やウイルスをボコボコやっつけます。』
風邪を引いた時に扁桃腺が腫れるのは、
白血球が風邪のウイルスと扁桃腺で戦っているからなんです!
こうして綺麗になったリンパ液が
静脈に戻っていきます。
難しいですがなんとなく、リンパの役割について納得してもらえましたでしょうか?
これがリンパ系の機能です。
ここが分かると、エステなどで言われる
『リンパを流すむくみが取れる・老廃物がなくなる』
と言われることも理解しやすいのではと思います。
先日も言いましたが、
リンパは血液のように何かに勢いよく押し出されているわけではありません。
しっかりリンパを流すのに、
エステなどのマッサージに頼るのもいいですが、
まずは
『運動して筋肉をしっかり動かすこと』
を心がけることが大切です。
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